企業紹介 モデリング
1.はじめに|金融機関の支援が直面している現実
金融機関が中小企業と向き合う現場では、近年、次のような課題が顕在化しています。
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財務数値だけでは企業の実態が見えにくい
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人材不足・属人化といった非財務課題が経営に直結している
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融資・補助金・支援制度が一過性で終わりやすい
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伴走支援の必要性は理解しているが、実務まで踏み込めない
特に地方においては、
「経営は悪くないが、将来が不安」
「数字は出ているが、体制が脆弱」
といった企業が増えています。
この“グレーゾーン”にある企業をどう支えるかが、
今後の金融機関の重要な役割であり、同時に大きな負担にもなっています。
モデリングは、
この領域に対し 「ITを使った構造整理」 というアプローチで関わる企業です。
2.モデリングとは|金融機関と親和性の高いITコンサル企業
モデリングは、埼玉県さいたま市を拠点に活動するITコンサルティング企業です。
ただし、その役割は一般的なITベンダーやシステム会社とは大きく異なります。
モデリングが主に担っているのは、
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経営・業務・人材の構造整理
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情報の流れの可視化
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属人化の解消と再現性の確保
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IT導入後も「使われ続ける」運用設計
といった、経営の土台に近い領域です。
これは、金融機関が日常的に把握したいと考えている
「企業の中身」に極めて近い領域でもあります。
3.なぜ金融機関支援は“構造”で考える必要があるのか
多くの中小企業において、経営リスクは
「売上が落ちた瞬間」に発生するのではありません。
実際には、
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特定の社員に業務が集中している
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情報が個人の頭の中にある
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ITが入っているが、誰も全体像を理解していない
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教育や引き継ぎが仕組み化されていない
こうした構造的な弱さが、
数年かけてじわじわと企業体力を奪っていきます。
モデリングは、
この「財務数値に現れる前のリスク」を
業務・情報・人材の構造から把握する支援を行っています。
4.金融機関にとっての連携価値①
非財務情報を“判断可能な形”に変える
金融機関が企業を評価する際、
非財務情報の重要性は年々高まっています。
しかし実務では、
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定性的で判断しづらい
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担当者の経験に依存する
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記録として残りにくい
という課題があります。
モデリングの支援では、
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業務フロー
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情報管理体制
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人材配置
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IT活用状況
といった要素を構造として整理・可視化します。
これにより、
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経営の再現性
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担当者交代時の耐性
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将来的な成長余地
を、金融機関側が 第三者視点で把握しやすくなる というメリットがあります。
5.金融機関にとっての連携価値②
伴走支援の「実務部分」を補完できる
金融機関による伴走支援は、
制度上も期待されていますが、実務的な制約があります。
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人員に限りがある
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ITや業務設計まで踏み込めない
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継続的なフォローが難しい
モデリングは、
この 「踏み込みたいが踏み込めない領域」 を担うことができます。
金融機関が
・方向性を示し
・信頼関係を構築し
モデリングが
・現場に入り
・構造を整える
この役割分担により、
支援が「絵に描いた餅」で終わらなくなります。
6.金融機関にとっての連携価値③
融資リスクの“事前把握”につながる
モデリングの支援を通じて明らかになるのは、
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業務が誰に依存しているか
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情報がどこで滞っているか
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ITが逆にリスクになっていないか
といった、融資審査段階では見えにくい要素です。
これらは、
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返済能力そのもの
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事業継続性
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事業承継のしやすさ
に直結します。
モデリングは、
「問題が起きてから対処する」のではなく、
問題が起きる前に構造を整える という立場で支援を行っています。
7.現在の支援スタンス|拡大よりも確実性
モデリングは、
急激な事業拡大を選んでいません。
理由は明確です。
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支援の質を落とさない
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現場に無理をかけない
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長期的な関係性を重視する
この姿勢は、
金融機関が重視する 「安定性」「継続性」 と非常に近い価値観です。
派手な成功事例は少ないかもしれません。
しかし、
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途中で止まる支援が少ない
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現場に定着しやすい
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関係が長く続く
という点で、
金融機関と同じ時間軸で動けるパートナーと言えます。
8.今後の展望|地域金融を支える“裏側の基盤”として
今後、金融機関に求められる役割は、
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融資
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回収
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単発支援
だけではなく、
地域企業が倒れにくくなる土台づくりへと広がっていきます。
モデリングは、
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単独企業支援
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協同組合・地域ネットワーク支援
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人材育成を前提とした業務設計
を通じて、
**地域金融を下支えする「実務基盤」**の一部を担う存在を目指しています。
9.連携の形|金融機関とモデリングの役割分担
金融機関とモデリングは、競合する存在ではありません。
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金融機関:判断・信用・方向性
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モデリング:現場・構造・定着
それぞれの強みを生かすことで、
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無理のない伴走支援
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支援施策の実効性向上
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地域企業の持続性向上
が実現します。
10.結び|数字の奥にある「続く力」を見るために
中小企業の本当の強さは、
決算書の一枚だけでは測れません。
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人が育つ構造があるか
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情報が共有されているか
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変化に耐えられる仕組みがあるか
モデリングは、
この 「数字の奥にある力」 を整理し、
金融機関と共有できる形にする会社です。
地域経済を、
短期ではなく長期で支えるために。
金融機関の皆様と、
同じ時間軸・同じ視点で並走できる存在であり続けたいと考えています。