エイチアール協同組合の活動

代表理事の挨拶
エイチアール協同組合は、令和4年6月に埼玉・千葉を活動の基盤として発足いたしました。
『human resources「人材育成」を見据え、将来有望な若い人材をより多く採用し、企業の発展につながるように、そして5年後 10年後 20年後へとつながる会社の仕組み作りに取り組みたいと考えております。』

昨今中小企業にとって求人の課題は非常に険しい状況となっております。現実的に我社の社員の平均年齢もかなり高くなっておりますので若い人材の採用を視野に入れながら求人対策をしております。しかし、ハローワークでの求人反応も思わしくなく、応募希望者の年齢も高くなっております。また、地元求人ペーパー紙の反応や自社ホームページ等もかなりレスポンスの悪い状況が続いていております。以前 外国人技能実習生を取り入れた時期もありましたが福理厚生を含め日本人を採用した場合よりもコストがかかり、さらにコミュニケーションの問題やトラブルの発生事案も多く発生しておりました。彼らは5年で帰国してしまうことで継続性が悪くなってしまいます。

2023年10月1日から開始されるインボイス制度(適格請求書等保存方式)が控えております。2023年に始まるインボイス制度では、売上高が1,000万円以下の事業者でも、課税事業者とならなければ受注等に難しい状況になってしまいます。つまり、何か対策をしなければ、利益が10%近く減少する可能性もあり, 「インボイス制度」のもとでは、免税事業者のままで事業を続けるのは難しいと考えられています。さらに業界に与えられていた働き方改革の猶予期間が2024年4月で終了することです。法律により原則として月45時間・年360時間の残業時間の上限が設けられるため、各社とも社員の負荷を軽減するため人員確保に乗り出す可能性は高いという問題が控えてります。
企業として維持・発展するために社員のレベル向上することを見据えながら現状から脱皮し新しい力となる若い世代の定着できる企業体になるような人材育成を目的として変えていこうと考えておりました。

3年程前になりますが児童養護施設での就職の現状を知るに至り外国人技能実習生制度の3年から5年という短期雇用の活用ではなく、日本人の若い世代「これからの人財」を育てていけるようになれないかといろいろ模索しておりました。
3年前からのコロナ蔓延の為、経済活動の圧迫や今後の社会情勢の変化等ありますが、企業としていかに存続し、繁栄していくことをエイチアール共同組合と皆様のお力添えを頂きながら人財の定着化、地域活性化、各企業の繁栄につながる活動につなげたいと考えていただければと思っています。
各地の児童養護施設や自立支援ホームから巣立つ卒業生をエイチアール協同組合の組合員企業に在所中の中学生や高校生に、様々な会社を見学できる機会や職業体験、職業適性を図る機会の提供し、人材育成に想いがあり、かつ理解ある職場と出会える機会、そのような職場へ就職できる機会の提供 就職後に「職場」「私たち」「児童養護施設や里親家庭等」の3者で連携しながら本人たちへ提供し、「キャリア教育」「就職斡旋」「就職後のフォロー」を行う事により、若者の経済的自立を支え、社会へつながる人材の輩出を同時に実現して行きます。当組合では児童養護施設退所者・予定者(高校3年生)を貴社の採用ニーズに合わせてご紹介致します。そして、入社後には、「貴社」「児童養護施設や里親家庭等」「私たち」の3者による本人へのアフターフォロー体制作りのお手伝いもさせていただきます。

就職に先立って児童養護施設や里親家庭等の若者たち(中学生 高校生)に対してキャリア教育支援として会社説明会、会社見学、就労体験等の機会を提供し、また就職相談、職業適性検査の実施などを行い、最初の就職の定着を高める応援をします。社会的養護の若者たちへの就職相談は、ご本人の状況や希望に合わせた最善の内容を捉えて、アドバイスを行います。職業適性検査では、施設等へ訪問して個別・少人数で実施します。一般職業適性検査、職業興味検査、職業性格検査、会社説明等で興味を持った企業へ見学等に行ける機会をつくります。出張セミナーとして、児童養護施設等へ訪問し、中高生などを対象に「はたらく」「お金の学校」の仕事に対するセミナーも行ってまいります。

就職に伴いシェアハウスの制度を取り入れます。希望者にはプライベートを確保しながらシェアハウスを用意し入居者同士が適度な距離感を保ちながら、必要な時に相談し、助け合いながら生活していただけ様にしていただければと考えております。シェアハウスでは異業種の方との住むことにより疎外感が無くなり、友達・仲間作りのきっかけとなり相互補助の関係や孤立感の解消等に結びつきます。1人暮らしを新たに始める場合、家具や家電などを揃える費用も相当な金額となりますのである程度生活がすぐに始められる形式をつくり提供させていただきます。このように一人だけにならない環境を作り、企業に就職して孤立しないよう共に自活基盤を整えていただければ幸いです。さらに通常は事業者が従業員に対し福利厚生の一環としてアパートや寮の用意などを提供いたしますが、費用負担の軽減つながり社員の企業定着につながればと考えております。
企業サイドの求人にかかる費用をエイチアール協同組合を通して将来に向け若い人達が地域に定着し、色々な経験をし、仕事をチャンスと取らへ自分の生活の幅を広げ、仲間作りをしながら活躍の場を企業発展につなげていただければと考えております。

人財を作り組合企業間で接点を深め企業の活動範囲を広げていただき企業の発展につながるように、そして5年後 10年後 20年後とつながる会社の仕組み作りに取り組みたいと考えております。
私たちができるエイチアール協同組合の取組で『社会の繁栄につながる』よう様になることを考えていただきたいのです。

私たちの取り組み

協賛企業の募集について
若者たちが社会に出た後に高い確率でワーキングプアとなっている要因が当事者とは限らず18歳という年齢で、頼れる親が無く社会へ巣立つ若者たちへ、十分な準備の機会、適材適所で精度の高い就職の支援、自立後の地域社会でのフォロー、といった応援を十分に提供できていない「社会」にも原因があると考えます。
中小企業をはじめとした、若者たちを地域で育むことに想いある方々がたくさんいます。そのような「社会資源」と「社会的養護」の世界が十分に繋がりを持てていないこと、ここに課題解決のカギがあると考えています。

若者たちの将来を真剣に考えられ、丁寧に社会へ送り出したいと考えていらっしゃる社会的養護の方々。地域で若者たちをしっかり育て、事業を通じて社会や地域に貢献したいと考える企業。この双方が繋がることで、課題解決に近づいていくと信じています。また、各企業様による採用決定後資格支援制度を活用し技術取得の機会を作り、「自活」「長期雇用」「地域貢献」の一助となるようにとらえています。

私たちエイチアール協同組合では、この双方通じて、中学生や高校生の頃に、様々な会社を見学できる機会、職業体験職業適性を図る機会の提供し、人材育成に想いがあり、理解ある職場と出会える機会、そのような職場へ就職できる機会の提供就職後に「職場」「私たち」「児童養護施設や里親家庭等」の3者で連携しながらのフォロー、本人たちへ提供し、「キャリア教育」「就職斡旋」「就職後のフォロー」を一貫して行う事により、若者の経済的自立を支え、社会へポテンシャルのある人材の輩出を同時に実現していきます。

協同組合参加企業様

エイチアール協同組合ホームページにて、法人名のご紹介が可能。各種社員研修、社員ボランティアのご機会のご 提供(相談)施設出身者の若者達との交流イベントのご案内、施設出身の若者達との交流イベントのご案内、活動 報告書等の送付など
ご寄付 ご寄付をいただいた法人様には、活動報告書等の送付等をさせていただきます。
各種社員研修や社員ボランティアのご機会のご提供などもご相談内容に応じてお受けします。 寄付金使用用途 ・施設訪問、若者の会社見学や就労体験に同行する際などの交通費
・施設職員向け就職支援勉強会の開催日
・施設や会員へのニュースレター発送費
人材紹介サービス 児童養護施設退所者・予定者(高校3年生)を貴社の採用ニーズに合わせてご紹介いたします。
そして、入社後には、「貴社」「児童養護施設や里親家庭等」「私たち」の3者による本人へのフォロー体制作りのお手伝いもさせていただきます。
※エイチアール協同組合のサービスは、児童養護施設等や若者達から一切費用を頂かない形式な為、企業様からの報酬を原資に事業を行なっております。
協賛企業募集中 協賛企業募集の詳細